手取り15万円で貯金は可能か??

貯金金額の平均値は?

手取り15万で一人暮らしをされている方は、貯金をさせているのでしょうか?また、金額はどのくらいされているのでしょうか?一人暮らしのデータはありませんが、平成25年の家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯調査の結果をみてみましょう。



手取り15万円から厚生年金保険料と健康保険料を含めて逆算するとおよそ収入は18万円くらいなります。ボーナスなしでは、年収は216万円、ボーナス支給が4ヶ月だと288万円 5か月だと306万円になります。つまり、単純計算で手取り15万円の場合の年収は216万~306万円になります。下の表では収入300万円未満か300万~500万円が該当します。

貯金しない人は、300万円未満では56% 300万~500万円では32.2%と高くなっています。これは、はやり手取りの多くが生活費用で消費されているためだと推測されます。

では、どのくらいの金額を貯金されているのでしょうか?

収入に対しての貯金している割合は、300万円未満では4% 300万~500万円では8%となっています。手取り15万円の収入18万円とした場合には、7,200~14,400円となります。

つまり、手取り15万円で生活している方は、金額では7,200~14,400円を貯金していることになります。。

貯金をするコツは?

生活費について考えてみましょう。総務省統計局の平成23年 年間収入階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出 一人暮らし(単身世帯)の結果を見てみましょう。

収入が変わると生活費用も変化しています。収入が多い人階級では、食費、服、娯楽、交通費の支出が増えています。そういった部分を切りつければ、預金にまわすことは可能であるといえそうです。100万~200万を参考にすれば、手取り15万円から生活費用の12,6340円を引いた27187円は、少なくても貯蓄できそうであるということになります。

これらの結果は、統計上の数値ですので、一人暮らしでどのくらい貯金するべきかできるかは、人生設計や現在の生活スタイルなどで考え方は変わってくるかと思います。

もっと貯金をしたいと考えておられる方は、毎日の一人暮らしの生活費用を切り詰めるか給料を上げるかのいずれかになります。また、毎月の給料から生活費用を消費し残った金額を貯金しようと考えているとなかなか貯金はできないものです。

財形貯蓄や積立定期預金などの仕組みを使用して、一定金額が別口座などに振り込まれる方法をとると知らない間に貯まっていく感覚になります。

ただし、無理な金額を設定しても長続きしませんので無理のない範囲で、口座へ振り込まれる金額を設定しましょう。余裕がある月が続く時には、金額がまとまった時に口座へ振り込むと無理なく貯金できます。
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